虐待防止法の改正案が今国会で可決するようですが、子供への体罰の禁止規定も設けられるようです。
親としては、
(何だかなぁ~。)
といった所が僕の感想。確かに、痛ましい事件や事故のニュースを見るといたたまれなくなります。
朝、普通に子供達を送り出した後に、
(もしかして・・・・・)
そんな不安にかられる時もある。それが普通の親御さんの考え方じゃないんだろうか?
虐待の話にもどりますが、確かに、子供が言う事を聞かない時にはイラっとします。
そんなにしょっちゅうではないですが僕は叩きます。(しょっちゅう叩けば虐待だわな。)
僕が叩く時の頭の中は結構冷静なんです。叩く場所、強さは場面場面で自分では調節している感じ。大抵、お肉の付いたお尻をよく叩きます。スナップを聞かせて、パチンッ!と大きな音を出すような叩き方。
叩きはします。でも、叩いたこちらの手も痛いですしそれ以上痛いのが“心”の方。
誰しも我が子を叩きたくはない。諭して理解してくれりゃそれに越した事はない。それでも、とっさに叩かないといけない場面もある。まぁ、それくらいでは虐待とは判断されないだろうけど。
どうも、ニュースに出てくるような“虐待”をする親の気持ちが僕には理解ができない。明日は我が身でどうなるかは分からないけれど、今の気持ちはそんな気持ち。
子供ができ、親になった時点である意味自分の人生は捨てたのかもしれない。仕事、家庭、子育て、趣味、これらを全て全うするパワーも無けりゃ頭もない。
仕事のお付き合いで飲みたくもない酒に付き合わせれる時間も奥様から見れば、“趣味”の時間にカウントされますわな。子供達へのサービスが増えりゃ自分のやりたい事の時間が無くなる。一人の子供の話を聞き終わったと思えば次は違う子。。。子供が終われば奥様。疲れて素っ気ない返事をすると、
「真剣に聞いていないっ!」
と責められる。“家事は男もすべし”といった奥様のお考えを尊重して、料理、洗い物、洗濯物も手伝える時は手伝う。。。
今、ブログを書いていて泣きそうになるんだけどwでもね、物は考えようで、子供と接する時間が増えれば増える程子供の成長が見ていて面白い。料理、洗濯、洗い物もしだすと楽しくて集中しちゃうのよ。(してる時間が唯一、頭の中が静かに過ごせる自分の時間なのぉ。)
法律が成立した所で虐待は無くならないでしょう。法律なんて紙切れだもんな。紙切れ1つで何がどう変わるんだろう。
この間、日曜日に参観があったんだけど、校門に父親委員のおっさん達(自分もおっさんだけど。)がズラッと勢ぞろいで並んで来校者をチェックしてますた。
(何事?)
と一瞬思いましたが、痛ましい事件が起こった後、親達が出来る事を行動したのだと思う。
“子供達は親達が守る”
そんな意思が強く感じられたましたしある意味心強かった。結局、学校や行政に任せきりにするのではなく地域の人達や親達の連携が大事なんだろう。行政に任せた所で思い切った対応はできない。ふと思ったけれど、自治会の役割がこれから大事になってくるかもね。そして人付き合いが面倒くさいなんて言ってられない時代がまたくるかも・・・
子供への虐待はこれからも無くならないと思うけど虐待を無くす努力は諦める事はできないですよね。
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