ガウチョパンツの作り方。ガウチョパンツの作り方を解説しています。↓は今回、私が作ったガウチョパンツです。
↑のガウチョパンツ型紙のパーツは左右前後の4パーツ+ゴムの5つのパーツです。今回はガウチョパンツの作り方(工程の流れ)を実際に私がガウチョパンツのアイテムを作った時の画像を見ながら書いていこうと思います。ガウチョパンツ型紙無料ダウンロードは、一番下のリンク先のページにあります。今回作ったガウチョパンツのパーツは左右前後のとゴムの5パーツです。
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目次
ガウチョパンツの作り方
最初のパンツ。アイテムを選ぶ基準
服作り初心者でパンツに初めて挑戦される時にはどんなアイテムを選べばいいんでしょうね。私は、ポケットもファスナーも何も無い、左右前身と後身とゴムのパンツをお勧めします。私が縫った順番ですけどね。ウェストは寸法に幅が持てる、ゴム仕様のパンツがいいと思います。ポケットもファスナーも無いパンツを実際、縫ってみれば分かりますが、工程的には少ないです。ただ、パンツは丈が長い分、縫っている時の振り回しが慣れるまで少し縫いにくいかもしれません。今回、私が選んだアイテムは
“ガウチョ”
です。素材もしっかりとした生地を選びました。パーツは左右前身と左右後ろ身。そして、ゴム。計5つです。
ガウチョパンツの作り方~工程の流れ~
今回作ったガウチョパンツの工程の流れは、
①左後ろ身にダーツをいれる。(本縫いミシン)
②右後ろ身にダーツをいれる。(本縫いミシン)
③左前身と左後身の脇合わせ。(オーバーミシン)
④右前身と右後身の脇合わせ。(オーバーミシン)
⑤左股ぐり~裾縫い。(オーバーミシン)
⑥右股ぐり~裾縫い。(オーバーミシン)
④ウェスト~股ぐり~ウェスト(オーバーミシン)
⑤ゴム作り(本縫い)
⑥ゴム付(オーバーミシン)
ゴム付ですが、ゴムをかなり引っ張って縫う事になります。縫いにくい時は↓の縫い方で縫ってみるのもいいと思います。
そして、縫製工場ではどんなアタッチメントを付けてウェストがゴム仕様のアイテムを縫っているのか?↓の記事で書いています。
⑦ゴムを体側に倒してステッチをかける。
⑧左右裾始末(2つ折りステッチ)
工程の流れは上記の通りです。それと、先に股ぐり(カーブしてる所とパンツの内側)をオーバーで縫ってから、最後に左の脇合わせと右の脇合わせといった工程の流れでも縫えます。
(この縫い方で縫った事もありますが私はこちらの方が縫い易かったです。)
詳しくは↓
縫い易い、工程の流れで縫って見て下さい。今回の素材はオーバーミシンがメインで縫いましたが、素材によっては本縫いメインで縫う事もあります。
(特に布帛系)
そして、オーバーミシンはほつれ防止の為の捨てオーバーで使用します。しっかり、切り端の始末をした方が良いです。パンツ、スカートとボトム系のアイテムの糸はレジロンやテトロン等のフィラメント糸を使用する事が多いです。テトロン糸、レジロン糸は伸びに強い糸と言われている糸です。パンツの股ぐりはかなり力がかかります。特に強度はしっかり保つ必要があると思います。なので、強度を高める為に股ぐりを2度、本縫いで縫う場合もあります。
ガウチョパンツ着画
↑の画像はこのページで紹介したガウチョパンツの型紙を修正した、ガウチョパンツの画像です。記事は↓
見比べてどうですか?身頃の幅と丈を修正したんですけどね。ポケットも付けると本格的になるのかも?でも、まずは、身頃だけのパーツの少ないガウチョパンツを作ってみて、工程の流れをしっかり理解してからでも遅くはないと思います。本チャンで失敗したくないですからね。
↓ガウチョパンツに前ポケットを付けてみました。
↓が記事です。
ガウチョパンツ型紙無料ダウンロード
今回、作ったガウチョパンツの型紙です。ガウチョパンツ型紙無料ダウンロードのページは↓↓↓のリンクのページにあります。
パーツ的には少ないアイテムです。ただ、やはりポケットは脇か前に欲しくはなりますが、一番最初に縫うのなら、何もないパンツを縫った方が工程も少なくて縫いやすいです。
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