“パーカー”と聞くと何となく、どんなアイテムなのか頭の中で
パッ!
とイメージできると思いますが、パーカーについての知識と言うのか、例えばパーカーの名前の由来等、改めて聞かれると、答えに困ると思います。
(聞かれる事は無いと思うけどぉ。)
ま、せっかくハンドメイドでパーカーを作るので、少しばかりネットで調べたパーカーの事を書こうと思います。
目次
パーカーの作り方 縫い方を動画で解説
かぶりのパーカーを作った時の動画です。
パーカーの名前
パーカーじゃないんですね。ネットで調べてみると、正しくは
“パーカ”
と呼ぶそうです。でも、パーカーと呼ぶ人が多いと思うので、
パーカーでいいんじゃない?
一般的にパーカーは頭にかぶせることができるフードが付いている洋服のことです。前に作ったフード付きのロングカーディガンも広く言えば“パーカー”!?
パーカーの由来
パーカーの語源はロシア北部で使われるネネツ語で
「動物の毛皮(で作った上着)」の意味の「パルカ」。
そして、氷雪地帯に住むイヌイット民族が着ていた防寒服が起源と言われています。
パーカーを作る前に
既製服ってどんなミシン、糸で縫っているの?私は縫製工場にちょくちょく出かけています。そして、工業用ミシンで縫っています。そこで、色々なミシンや糸、仕様等見て勉強しています。もしかすると、既製服で使われている工業用ミシンが特別なミシンと思われている方もおられるかもしれませんが、家庭用ミシンも工業用ミシンも“縫う”事は同じです。参考になるか分かりませんが下記の記事に家庭用ミシンと工業用ミシンの違い等説明しています。
アイテムを縫う時に使う糸。私は基本、スパン糸で事足りるとおもっていますが、レジロン、テトロン、フィット、ウーリー糸等糸の種類があるという事は、やはり用途や素材等で糸を選択し、縫製している既製服が圧倒的に多いと思います。下記の記事に糸の種類や用途を説明しています。
パーカーの作り方
パーカーの作り方ですが、今回のパーカーの型紙は前身、後身、袖は前に作ったトレーナーの型紙を基にして、後は“フード”と“貼りポケット”を付けた感じにしました。
パーカーの作り方(工程の流れ)
①ポケット作り(ポケット口の始末)
②フード作り(フードの作り方は下にフードの作り方のリンクあります。)
③ポケット付
④身頃の肩合わせ
⑤身頃とフードを合わせる
⑥袖付
⑦裾口始末
⑧袖口始末
⑨返し針始末(オーバー縫い端始末)
とこんな流れです。
まとめ
身頃の方は結構縫っていますので、イメージもできるのですが、フードの縫い方は型紙を見るだけでは、まだ頭の中で理解ができてません。折り紙の折り方を図で解説されても全く理解ができないタイプなので、平面の型紙を睨めっこしても、も一つ頭の中で立体的に処理できてないって感じ。でも、既製服のパーカーの裏を見れば大体、分かるとは思っていますし、縫えば体で覚えるでしょう。
パーカの作り方は基本トレーナーと同じ流れだし、Tシャツが作れるとトレーナーも作れるはず。となると、Tシャツまで縫えるようになっていればパーカーもそんなに難しくはないはず。なんだけど、パーカーの仕様が前開きのファズナー仕様となると少し様子も変わってくる。本縫いの押さえにしても、ファスナー付用の押さえも必要となってきます。
でも、今回の
“パーカー”
はファスナー無しのかぶり仕様です。でも、前開きのファスナー付きのパーカーも作るつもりではいます。私自身、既製服から色々勉強させて頂いております。パーカー作りも、既製服を参考にして、型紙から作っています。
パーカーの型紙もでき、無料ダウンロードができるページもできました。
フードの作り方
フードをどこからどう縫えば分からない。そんな人には↓
フードも身頃に最初から付けると結構楽かもしれません。独学の見様見真似で作ってると、そりゃ、失敗もありますよ。
洋裁初心者の私が独学で服を型紙から作っています。失敗もかなり重ねています。でも、興味のある事なので、これからも、色々な事に挑戦していこうと考えています。パーカーだけでなく初心者にも比較的扱い易いアイテムにも挑戦していますよ。失敗を重ね、ようやくかぶりのパーカーは作れるようにはなってきました。洋裁初心者でもかぶりもののパーカーなら挑戦できると思いますね。フード周りに紐を通す仕様もできそうな感じなんですが、紐を通す穴を穴かがりにするのか、それとも、ドット釦にするのか選ぶのも楽しそうですね。
パーカー型紙無料ダウンロード
色んなアイテムに挑戦しています。パーカーのアイテムも仕様を変えて縫いました。前開きのオープンファスナーのパーカーも作りました。一覧にしているページが
↓↓↓
↑はこのブログ内にある無料型紙ダウンロードをまとめたページです。縫ったアイテムの画像ものせています。記事は作ったいきさつや画像付きで作り方を解説しています。
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