連休中、出歩く予定もないので、
とある縫製工場さんの所へ行きますた。
名目はその縫製工場さんの自動裁断機の
メンテのお手伝い。
お手伝いの内容はさておき、お手伝いの
ご褒美?で私の脇ポケット付きのワイド
パンツをメンテの後の“試し切り”で切って
くれる事になりますた。
目次
自動裁断機とは?
縫製工場さんでも自動化が進んで
おりまして、
自動裁断機は最たる物ではないのかな?
今でも手裁断で裁断している縫製工場も
多いですが、自動裁断機を導入する縫製
工場も増えてきました。
手裁断は字の如く裁断機やバンドナイフを
使って“手”で裁断していきます。
自動裁断機は型紙のデータを機械が読み取り
データ通りの裁断が可能です。
正確でしかも速い。
↑
生地を延べた状態。
↑
その上にビニールシートをはった
状態。
↑下から吸引された状態。
↑裁断している所。
↑は自動裁断された私の脇ポケット付
きワイドパンツの裁ち身。
↑出ノッチもしっかり出してくれて
います。
私の脇ポケット付きワイドパンツの8パーツ
をほんの数分でカットしますた。
自動裁断機の最大限のメリットは数量が
少ないアイテムでも綺麗に早く切れると
いう事だと思います。実際、重ね枚数が
少なく厚みの少ないアイテムを
“手”
で切る事は結構難しいと聞きます。
でも、自動裁断機だとそんなのお構いなしなの
ですぅ。
脇ポケット付きワイドパンツ失敗編
試作だからねっ!と取り合えず、言い訳から
のスタートですぅ。
失敗の原因と今後の対策その①
これは、前にも書いた事があると思いますが、
生地の厚みです。多い所で3枚~4枚重なる
所もあるので、ポケット袋はスレキかサテン地
の薄い生地でいくべきですた。
失敗の原因と今後の対策その②
過去のデータをそのまま引っ張って“コピペ”
して作ったのですが、ポケット袋の形状を
修正すべきですた。今回のデータは前に作った
前ポケット付きのパンツのポケット袋のデータ
をそのまま使いましたが、縫ってみて、
(あ~。こりゃダメだわ。)
と思った個所が
↓
前見頃を裾から直線にした方が良さげ。
ポケットの形状も上手く書けないですが、
↑のような感じ(向かって左側)のよう
にした方が縫いやすいと思います。
今回の脇ポケット付きワイドパンツも
形にはしますよ。(意地でも。)
ポケット作り、ポケット付けの工程は
終わったので、後は組み立て工程と
ゴム付けの工程が残っています。
脇ポケット付きワイドパンツの縫う時
に気を付けないポイントはシームポケット
を綺麗に付ける事とゴム付けでしょうかね。
シームポケット付けは、
↑のページを参考しますた。何度か作って
いますが、納得ができるように縫える事
も増えてきますた。ポイントは綺麗な
“コ”の形にする事でしょう。そして、
キワを縫う事。この2つが体で覚えれば
いいんじゃないかなぁと思っております。
ゴム付け・・・・・ねぇ。
↑の記事でも書いていますが、遊びなく
縫える事ができれば、中の平ゴムも折れる
事なく綺麗な上りにはなるんだろうけど・・・
ま、これも、練習してコツを体で覚えなきゃ
仕方がないでしょうね。
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