ハンドメイドの楽しさは素材も自分で選べる事も1つです。今回、ネットで手芸通販ネットショップドリームというお店でリネンの生地を購入しました。
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基本、素材はお店に行って自分の目で見て手で触って買う事が基本だと思ってはいるのですが、今回は中々、好みの生地が無かったのでネットで購入しました。
目次
何故リネンの生地を選んだのか?
これは、一番下のチビ助に服を着せた時に
「かゆい~。」
とぐずりだしたからです。
その時感じた事は、
(子供の服の素材は天然の素材がいいのかも。)
と感じました。そして、天然素材について調べてみると、シルク、綿、麻が代表的な天然素材と分かりました。今回作ろうと思ったアイテムは娘用のワイドパンツかプルオーバーです。今まではカットソー地で作っていたのですが、ちょっと志向を変えてみたいと思いリネンの生地にしました。
リネンの生地が届いた感想
リネンの生地を触った感触は、ある程度予想通りの肌触りでした。ゴワゴワしている生地です。デニムの生地を薄くした感じに見えなくもない。
(私個人の感想。)
色目は予想してた感じより濃い目でした。ネットでの購入なので仕方がないと思います。絶対に自分の好みの生地が良いとお考えなら、やはり、お店まで足を運ぶしかないと思います。
“赤色の生地を頼んだのに青色の生地が来た。”
そんな場合はクレームいれますけどね。自分の想像してた色との若干のズレは致し方がないです。
リネンの生地の縫い方
今までは、カットソー地のアイテムばかりを縫っていましたが、リネンの生地となると、布帛系の生地だと僕は思っています。となると、カットソーアイテムの仕様ではなく布帛アイテムの仕様で縫おうかと考えています。
布帛系の縫い方
私の知っている既製服の布帛の生地の縫い方とカットソーの生地の縫い方の違いは、本縫いの地縫いが入っているかどうかです。
例えば、“脇合わせ”の工程では、カットソーの生地の場合、オーバーだけで合わせますが、布帛の生地の場合は内側に地縫いステッチを入れます。
そして、生地の切り端にオーバーをかけ、地縫いステッチをいれ、縫い代をアイロンで割る仕様もありますし、
袋縫いといった仕様もあります。
↑は裏の画像ですが表から見るとどうなのか?
↑の画像を見て頂ければ分かると思いますがどの仕様も表からのシルエットは変わらないと思います。
仕様(縫い方)の選び方
今回、縫おうとしているアイテムの縫い方ですが、私は地縫い+オーバーでしょうか。(一番上の画像)地縫いを入れた後にオーバーをかけるだけなので、手間的にはそんなにかからないと思います。割り始末は強度的に難があるように思えます。地縫いが切れると縫い目が穴が空いたようになります。これがパンツの股ぐりだと致命傷。ただ、地縫いを2度入れる等の強度対策をいれていれば防げると思います。
袋縫いは縫う技力が必要になってくると思います。
素材によって縫い方も変える
素材も例えばストレッチ系でテンションがある生地の場合は糸が切れない糸調子も必要になってきます。これまた難しい。糸がきついと切れますし緩いと、目飛びしたように小さな穴が開いてるように見える事もあります。今回はしっかりとしたリネンの生地なので普通の糸調子でいいと思いますが、やはり力がかかる部分、例えばパンツの場合、股ぐり部分は糸が切れないように縫うつもりです。
リネン(布帛)を縫う時に使う糸
生地によって糸も変える訳ですが、オーバーに関して言えば、スパン糸でも問題はないと思います。でも、本縫いでステッチや地縫いを入れる時はレジロン糸等のフィラメント糸がいいと思います。
オーバーの糸もスパン糸だと見栄えが太くゴワゴワと見えるのが気になるかも・・・・・
華奢にあげたい場合はスパン糸よりもこちらもフィラメント糸で縫った方が良いと思います。
リネンの生地で脇シームポケット付きのワイドパンツを作ってみました。
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